ここでは、古いイラストから順に掲載します。さすがに増えて来たので、2006年以前のものは上に移しました。
2007年4月。軽くSa・Ga2の女神を描こうとしたら、例によって結構な時間が掛かってしまいました。吊り気味の目をさわやかに描くのはなかなか難しいです。
かっこいいけど強引、だけど捌けたお姉さんという感じがあって好きなキャラクターの一人、もとい一柱です(本当は「神」とはちょっと違うのですけど)。
前後しますが、2007年1月。表紙絵です。
私はどうも薄い色で描く癖があります。もやもやを吹き飛ばす願いを込めて、出来るだけ強めの色合いでSa・Ga3のデューン君を描いてみました。ストレートパンチ!
サムネイルからリンクしているのはPNGファイル版です。表紙に使っていた版は「Sa・Ga3 光明へのデューン JPEGファイル版(98.9KB)」へどうぞ。
2007年、『魔界塔士 Sa・Ga』復活! いろいろ注文はありますが、まずは復活の第一ステージで見事に成功してこそ。
イラストは同年5月。できるだけ速く描く事をテーマにしましたが、結局それなりの時間が掛かりました。
そして人間女。ゲームで使ったのはWSC版が最初ですが、イラストは完全武装で決まっています。変わったアングルから描いてみたかったのですが、これでは徳間書店版攻略本の表紙と同じです(苦笑)。
笑顔でサブマシンガンを連射、それもまたSa・Gaです。
2007年5月、表紙絵。筆者の地元ネタです。
神宮(伊勢神宮。正式にはただ神宮と呼ぶ)は外宮(豊受大神宮)と内宮(皇大神宮)を頂点とした125の神社の総称です。外宮の祭神の豊受大御神(トヨウケビメ)は食物を中心にした産業全般を、内宮の祭神の天照大御神は太陽神として、神道の最高神とされています。また、皇室の祖先とされています。(公式サイト「伊勢神宮」)
神宮は20年置きに神殿から何まで全く新しく造り直します。これを式年遷宮といいます。現在進行形の式年遷宮で、第62回となります。
もともとは地元の木材(神殿は檜)を使っていましたが、資源の枯渇で現在は長野県の木曾山林から仕入れています。地元でも200年計画で檜を育成中ですが、80年少々ではまだまかないきれるまで育っていません。
遠くから木を仕入れるようになってから、木曾から伊勢湾を伝って輸送した丸太を荷揚げし、それを神宮まで輸送したのがお木曳の始まりです。
現在は大半がトラック輸送ですが、地元にとっても大切なお祭りであり、一部の丸太をお木曳で運んでいるのです。また、前々回のお木曳からは、「一日神領民」として、遠方の方々の参加日も設けています。(公式サイトはありませんが、「お木曳\若い衆/プロジェクト2007」「伊勢のお木曳.com」などでその一端を見ることが出来ます)
デューン君は法被姿に、采(ざい)を持っています。材木輸送の進行係で、木遣り(きやり)と呼ばれます。「本木遣り」(一〜数名。お木曳車に乗る)に「水揚げ木遣り」と「子供木遣り」(いずれも数名〜数十名)が付くのが一般的。この法被は汎用のもので、神領民は各「奉曳団」ごとに独自の法被その他のデザインを持っています。
ちなみに、2013年(平成25年)には、神殿に敷く石を運び込む「お白石持ち」が行われます。この時は「奉献団」に衣替えします。そして同年、第62回式年遷宮のクライマックスである遷御、つまり大御神(御神体)の引っ越しが行われ、遷宮は終わります。前後9年間にわたる、壮大な祭りです。
主に出発進行の合図に歌われる、「木遣り唄」を唄っているイメージのデューン君です。
2007年6月。『SaGa Frontier』10周年記念。「フロンティア・フロウ」に便乗する予定でしたが、例によって間に合いませんでした。
『Sa・Ga2』と『Frontier』で好対照を成している種族が、エスパーと妖魔。
端的に言えば、妖魔は生まれ持った才能が全てで、努力や、努力によって開花させた部分はゼロどころかマイナスでしかないという価値観。
逆に、エスパーは作中でその価値観は語られませんが、突然変異で成長する事ははっきりしています。生まれ持った才能も無価値ではありませんが、それよりもいかに突然変異をして成長出来るかがポイント。エスパーの能力習得は「閃き」システムの原形といわれていますが、妖魔は閃きが出来ないのです。
とまあ、そんな両者を描いてみました。エスパーはエスパーガール、妖魔は………やはり男性(設定上は無性らしい)から、と公式イラストをいろいろ眺めたあげく「花火の君」…もとい、「指輪の君」ことヴァジュイールさんに決定。
イメージとしては、突っかかるエスパーガールに、我関せずなヴァジュイールさん。機械音痴(妖魔は皆、機械音痴)ながら娯楽番組が大好きなので、リモコン操作に手こずっているのでしょう。
2007年7月。携帯電話版『魔界塔士 サ・ガ』告知バージョン。クリッカブルマップ付き。
絵ではiモード版のみですが、その後EZweb版、Yahoo! ケータイ版にも対応しました。好評を博しているようで何よりです。そして、いよいよ…。
2008年2月。思い出したように描いた『時空の覇者 Sa・Ga3』デューン君。
改めて見直しましたが……我ながら進歩が無いです。
2009年9月。ついにその時が来ました。『Sa・Ga2 秘宝伝説』のニンテンドーDSリメイク、『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』発売! 左がオリジナルの、右がリメイクの人間男です。オリジナルに比べ、ちょっと幼くなった感じです。
発売に間に合わせたかったのですが、例によって遅れてしまいました。オリジナルの方の、ポーズが変です。相変わらず、発展途上です。
2009年12月。Sa・Gaシリーズ20周年記念。やはり、『魔界塔士 Sa・Ga』のにんげん おとこを描くべきでしょう。というわけでこうなりました。
初めてクリアした時は、チェーンソーは使いませんでした。でも、『Sa・Ga』をイメージすると、自然にチェーンソーを描いていました。
2010年9月。期待しつつも、内心半ば諦めていた、『時空の覇者 Sa・Ga3』の復活。
まさか、その時がやって来るなんて! DSリメイク、『サガ3時空の覇者 Shadow or Light』発表に合わせて描きました。これまたBefore Afterで、左がオリジナルの、右がリメイクのシリューさんです。
リメイク発表は本当に嬉しかったのですが、ショックだったのはシリューさんの髪の色。赤毛の元気な、でもちょっと儚げな所がよかったのに…。
というわけで、「もう一人の自分」の変貌に驚く旧シリューさん、という図になりました。