「過激にして愛嬌あり」の操觚者

内容
我時來れり!!(外骨『民本主義』より)

 宮武外骨[みやたけ がいこつ](1867[慶応3]年2月22日[旧暦1月18日]〜1955[昭和30]年7月28日、男性)は、主に明治時代から昭和初期に掛けて活躍した操觚者(当時の用語でジャーナリストのこと)です。

 「過激にして愛嬌あり」「癇癪と色気」などの標語でも知られた雑誌編集者でもあり、官僚に対してはもちろん、時には読者や親類にもバトルロイヤルを厭わなかった操觚者です。赤瀬川原平氏の『外骨という人がいた!』(ちくま文庫、ISBN 4-480-02572-3)は大変お勧めです。

 「盗聴法について考える」からのリンクで、独立したコーナーとして設定していたことに今更(2007年4月18日)気付き、数年ぶりにコーナーとしての体裁を整えた次第です。
 というわけでこの面白く羨ましい、外骨という人をちょっとずつ肴に語って行こうと思います。

 「威武に屈せず富貴に淫せずユスリもやらずハッタリもせず」(宮武外骨の『滑稽新聞』より)。


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